東広島からプロの世界へ。プロゴルファー・徳永弘樹さんにインタビュー
2019.03.21
東広島からプロの世界へ~「この道に進む」と決めた時~
「好きなことを仕事にしたい」。そう思い描く子どもは多い。子どもの頃からこつこつと積み上げ、プロの世界に飛び立った東広島市出身のプロゴルファー徳永弘樹さん(19)にインタビュー。
東広島市立東西条小出身の徳永弘樹さん(19)は、昨年8月に日本プロゴルフ協会(PGA)が開催するプロテスト「PGA資格認定プロテスト最終プロテスト」に合格し、現在プロゴルファーとして栃木県のサンヒルズカントリークラブに所属している。
午前中にゴルフ場の運営を手伝い、午後から練習に励む毎日。地元の試合やミニツアーに参戦しながら年間30試合以上に出場し、レギュラーツアーでの活躍を目指している。
レスリングや野球などと掛け持ちで、小学4~6年生まで東西条小のスナッグゴルフクラブで活躍。卒業後は中学の陸上部に所属しながら、放課後にゴルフ練習場やゴルフ場で毎日練習を重ねた。高校に入るとゴルフ1本に絞り、中国地方代表として全国大会に出場するまでの腕前になった。
プロになることを意識し始めたのは中学の頃。「大好きなスポーツを仕事にできたら」。そんな思いからだった。一生懸命プレーするうちに応援してくれる人が増え、その人のために頑張ろうと思えるようになった。
高校卒業後すぐに、神戸の六甲国際ゴルフ倶楽部に研修生として所属し、ゴルフ漬けの日々を送った。半年後、初めて受けたプロテストに合格。「ゴルフは、両親を含むたくさんの人の支えがあってこそできるスポーツ。感謝の気持ちを忘れてはいけない」と語り、子どもたちへ「自分で期間を決めて、集中して努力すれば何らかの結果が出るはず。本気で試さなければ自分に向いているかどうかも分からないから」とメッセージ。
※プレスネット2019年3月21日号掲載記事より