【教えて歯医者さん🦷】 歯周病治療について②
2021.07.22
毎週月曜日の13時台にFM東広島（89.7MHｚ）で放送中の「教えて！歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、にしはら歯科 西原泰先生に「歯周病治療」について話を聞きしました。
歯周病菌はなくならない？
うがい薬などはバイオフィルム（歯垢）の中までは浸透せず、抗生物質でも歯周病菌は減少しますが、なくなりません🤔。歯周病治療をしても、口の中の細菌は減少しますが、なくなりません。また、歯がなくなっても舌の汚れ（舌苔）の中や、舌の表面のシワや溝の深いところなどは歯周病菌の絶好の住み家となります👅。舌の表面は食事のたびにいろいろな栄養素が運ばれてきて歯周病菌は食べ物に不自由しません。歯のない人でも舌の掃除は必要です🙂。
歯周病菌治療に終わりはない？
歯周病菌はなくならないので、バイオフィルム（歯垢）の中で歯周病菌が増殖して病原性が高くなる3～4カ月ごとに定期的にメンテナンスをおすすめします。可能であれば、細菌検査で歯周病菌の状態をモニタリングするのもいいでしょう。肥満やストレス、アルコールなども歯周病発症の危険因子で、特に喫煙は一番の危険因子です。一生おいしく食べるためにも生活習慣に気を付けましょう😌。
