【教えて歯医者さん🦷】 食事介助について②
2021.07.29
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、往診歯科 おだ 山木戸隆子先生に「食事介助について②」について話を聞きしました。
食事介助が突然必要になる場合がある?
突然食べられなくなることの一つに脳卒中があります。脳卒中を起こして体にまひが生じた場合、のどの機能が低下して誤嚥の可能性が高まり、入院中はたいてい絶食になります。そして約6カ月の入院期間で咀嚼や嚥下の機能がガクンと落ちてしまいます😣。そこからリハビリの療養に入りますが、咀嚼嚥下の場合はリハビリ の先生が毎回つくことは難しいので家族など介護する人が食事のお手伝いをしないといけません。
食事介助をするときの注意点とは?
まずは食事の姿勢を整えます。体を安定させることが消化を助けることになるので、できるだけ座って足元も安定した状態に近付けましょう🤔。食事は麻痺の状態にもよるので、リハビリの先生の指示に従ってください。そして、これから何を食べるのか声掛けをしながら、一口ずつ飲み込んでいるか確認しながら与えましょう。飲み込む時は、気管に入らないよう、ややうつむいた状態で飲み込むようにしましょう。