【教えて歯医者さん】マスクをすることで起こるかもしれない影響!?「往診歯科 おだ」に聞いてみた!
2021.05.27
往診歯科 おだの山木戸隆子に、「マスクをすることで起こるかもしれない影響」をテーマに話を聞きました🦷
マスクをすることで、普段鼻呼吸だった人が口呼吸になってしまうことは十分考えられます。口で呼吸をしていると口が開いたままの状態が続き、口の周りの筋肉が衰えることでさらに口が開いた状態が続きやすくなります。
口が開いたままになると、口が渇きだ液が減ります。だ液が減ると、さらに口が乾き、口の中の粘膜を守る機能や細菌の増殖を防ぐ効果が弱まってしまいます。
そして、口の周りの筋肉が衰えることで、口を動かす機能が低下し、発音や嚥下に問題が起きやすくなる可能性もあります。
年を取ってからの嚥下障害は、むせるなどの自覚症状がありますが、成長途中の幼児期などは本人が気付くことはまずありません。
大人による仕上げ磨きで虫歯の早期発見を助けたり、口の周りの筋肉を鍛える「あいうべ体操」をすることで、口が開いたままにならないよう予防するよう心掛けてみましょう。