【長井先生コラム】「子供には危険な長期スマホ利用!」
2026.01.27

最近は、信号待ちしている人だけでなく歩きながらスマホを見ている人をよく見かけます。誰かと食事に行っても会話よりはスマホを優先。目の前にいる人にでさえLINEでやり取り。ヒトの声がだんだんと聞こえなくなってきています。
確かにスマホくらい便利なものはありません。大人だけではなく中高生も小学生もスマホを持っています。疑問なことはすぐに検索、連絡はLINEなどのSNSで、料金支払いなどアプリで即座に、いろいろなことが手のひらサイズの道具でできてしまう。もはやスマホなしでは日常生活は成り立たなくなっています。
しかし、子供にとってスマホの長期利用はさまざまなリスクを伴います。
スマホ近視や寄り目と行った目への弊害だけでなく、脳にも大きな影響を与えます。
そもそも子供はなぜ学校に行くのでしょうか?勉強だけではありません。同じ年頃の子との集団生活で、思ったことをそのまま言うと良い関係は崩れてしまうことを経験してホンネとタテマエの使い分けを習得します。相手のわずかな表情の変化やしぐさを目で見て学ぶのです。
友達との生の会話が減ってスマホばかり見ていると、だんだんとコミュニケーション能力が低下し、そのまま大人の社会に投げだされたら、空気を読めず、相手の気持ちもわからず、自分の気持ちもうまく伝えられないことになるかもしれません。私たち大人もそうですが、どんな言葉を選んでもどんな絵文字を並べても決してメールに感情移入はできないのです。楽譜を見るのではなく、実際に音楽を聴かなければ感動しないのと同じです。
親は子供に顔の表情と共に言葉で気持ちを伝え、子供は親の顔色を伺いながら受け答えする。それがなければ親と子供の言葉を通しての気持ちのやり取りはできないのでは?