【教えて歯医者さん🦷】昔の人たちは歯の痛みをどう対処していたか
2022.08.12
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、さくらファミリー歯科 乾孝史先生に昔の人たちは歯の痛みをどう対処していたかについて話をお聞きしました。
昔の人たちは歯の痛みをどう対処していたか
歯の不調があると歯医者へ行こうと思いますが、医療が多くの人に縁遠かった時代では、大真面目な治療法として「神頼み」「まじない」などを1つの手段として歯の神様にお参りをしていたようです。歯の痛みは昔の人々にとって生死に関わる重要な問題で、多くの人が歯について悩んでいたからこそ、歯の痛みや悩みを祈願する神社仏閣・石像などが全国各地に残っているのではと推測されています。
おまじないという意味では、「ネズミ🐭の歯と変えてくれ」という願掛けが多くの方の子どもの頃の記憶にあるかもしれません。同じようなおまじないは世界各地にもあり、小鳥、月など多種多様、方法もさまざまです。欧米では抜けた歯を枕下に置いて寝ると、歯の妖精「トゥース・フェアリー」が歯と引換えにコインを置いていくという言い伝えがあるそうです。『妖精はきれいな乳歯しか持っていかない』という言い伝えが、子どもたちの虫歯予防のための戒めになっているようです。