【教えて歯医者さん🦷】「歯ぎしり」について
2024.12.19
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、にしはら歯科 西原泰先生に「歯ぎしり」についてお答えしていただきました。
Q. 歯ぎしりの悪影響や原因
A. 歯ぎしりは、自分の体重分の力が歯にかかるため無意識でもとても強く、【詰め物が取れる】、【歯が割れる】など、歯や顎関節に大きな負担がかかります。
歯ぎしりの原因には、ストレス・歯並び・枕が合わない(眠りが浅い)・集中している時間が長い(歯をかみしめている)などがあります。また、日中歯を食いしばっている人は筋肉が記憶しクセになり、就寝時も歯を食いしばりやすいです。
Q. 治療する方法はありますか?
A. 子どもの歯ぎしりは、顎の位置を決めたり永久歯が生えてくるスペースを作るためで、さほど心配しなくてもよいですが、中学生を過ぎても続く場合は、マウスピースを入れ、歯にかかる力を分散し歯が割れるのを防ぎましょう。また、日中に食いしばる人は、気づいたときに顎の力を抜くように意識します。ストレスをコントロールするために運動やストレッチも取り入れましょう。歯ぎしりを完全に治すのは困難です。少しでも緩和させながら、うまく付き合っていきましょう。