【教えて歯医者さん🦷】お口の癖について
2022.03.04
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、往診歯科 おだ 山木戸隆子先生に「お口の癖」について話をお聞きしました。
歯科において問題視する癖とは❓
子どもたちの指しゃぶり、爪かみ、大人では歯ぎしりや食いしばり、そして噛み癖などが挙げられます。指しゃぶりは、乳歯列が完成する3歳以降も長く続けていると歯列に影響が出る場合があります。指をくわえることで上下の歯の間に指が入るスペースができてしまい、歯がかみ合わなくなり舌にも悪影響を与えてしまいます😟。爪かみは、指しゃぶりと違い吸う動作がない代わりに噛む動作で強い力が持続的に加わります。ご飯を食べる時の咀嚼とは違う位置で固いものを噛むため、歯の形まで変わる可能性があります。同様に歯が摩耗する癖としては歯ぎしりがあります。度が過ぎると歯の形が変わるだけでなく片頭痛や肩こりの原因にもなります。
癖を予防する方法とは❓
歯科では、これらの癖を予防するためのマウスピースなどの矯正装置があります。ただし、あくまでも癖が起きないようにするためのもので、癖がなくなる保証はありません。