【教えて歯医者さん🦷】姿勢と咬合について
2023.05.19
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、みんなの歯科クリニック 田原大輔先生に姿勢と咬合についてお答えしていただきました。
脊柱が歯並びに影響する❓
一般的には生後3カ月頃から脊柱は徐々に成長していき、10歳くらいで、脊柱のS字カーブが完成します。近年では、平背といって脊柱のS字カーブが消失し、やせていてもお腹がぽっこりとした呑気症の姿勢や、S字カーブが強く猫背気味になり、顎が上がり舌や軟口蓋、口蓋扁桃が下がり内臓下垂を引き起こすなどの、問題が起こり、歯並びに影響を及ぼすこともあります。
姿勢の改善のポイントは❓
姿勢が崩れていると、内臓が圧迫されることでお腹の中の赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性があります。正しい授乳姿勢や方法をとることで、赤ちゃんの口をしっかりふさいだ状態になり、鼻を使って呼吸しつつ噛むことに関わる筋肉を動かしておっぱいを飲める状態をつくることが理想的です。乳児の正常な姿勢を作り上げる原点は、妊娠中の母親自身の姿勢から始まります。年数が積み重なると、すぐに改善されるものではないので、継続的な矯正トレーニングが重要です。
毎週月曜日の13時台FM東広島で放送中