【生後６カ月の子ども】コロナ禍でずっと自宅に…。子どもも毎日同じ人としか接しないため、人見知りがひどくならないか不安…。

2020.11.30

今回は、生後６カ月の子どものママからのお悩みにお答えします。

コドモト相談室

Question

生後６カ月の子どもがいますが、新型コロナウイルスに感染することが怖く、なかなか外へ連れて行ってあげられず、ずっと自宅にいます。子どもも毎日同じ人としか接しないため、人見知りなどがひどくならないか不安です。

Answer
相談者さんと同じように、多くのママたちは、コロナ禍の中、出産前からとても過酷な状況の中で子育てしています。

妊娠中から人と会うのを控え、病院でもパパが出産に立ち会う事もできず、出産後のお見舞いも禁止。やっと帰って来た自宅でも外出を控えながら生活している。そんな孤独な状況で、特に第一子のママたちは不安を抱えながら、小さな赤ちゃんと一緒に過ごしていらっしゃいます。

話がズレてしまいましたが、私たちが社会の一員として、こんなママたちの存在を知っておくことも大切ではないかと思い、お伝えしました。

さて、本題に戻りまして、東広島市では第一子の赤ちゃん向けの子育てプログラムBPプログラムがコロナ対策を取りながら開催されています。
ＢＰプログラムって何？

また、地域子育て支援センターでも消毒などの対策を取りながら開設されています。まずは赤ちゃんと一緒に安心してお出かけ出来る場所を探してみましょう。

人見知りについてですが、赤ちゃんそれぞれの個性にもよりますが、確かにいろいろな人と出会う経験も人見知りの強さに影響しているといわれています。

しかし、今のコロナ禍でたくさんの人に会うのは不安ですね。

赤ちゃんは知らない人を見て不安になった時にどうしているか。それはママのお顔や雰囲気から、「この人は大丈夫かな？」と感じ取っています。なので「人見知りしないかな」「泣かないかな」と心配していると、それを察知した赤ちゃんが不安になって泣き出すことも。まずはママが安心できる生活を心掛けましょう！

ママ自身がゆったりとした生活が送れるように。人見知りについても心配し過ぎず。ママ自身の時間を大切に。ママ自身を大切に。今、目の前の赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。
<回答>
土居和子
臨床心理士
公認心理師
社会福祉士
東広島市教育委員会スクールソーシャルワーカー
広島県教育委員会スクールカウンセラー
広島県乳幼児教育支援センター保育ソーシャルワーカー