【6歳の子ども】じっとしているのが苦手なわが子。春から小学生だけど、授業中に座ってちゃんと話を聞けるか心配…
2021.01.31
今回は、春から小学一年生。わくわく楽しみな反面、ドキドキ不安も出て来る季節。就学前の心配事のお悩みにお答えします。
Answer
小学生になると、社会のルールや要請に合わせて、自分で自分を律して行動しなければならない場面が多くなります。
しかし、子どもは好奇心旺盛で、長い時間集中して同じ姿勢を保持したり、本を読んだり、お話を聞いたりすることが苦手です。
ではどうやってそれが出来るようになるのでしょうか?
子どもの行動や生活習慣を変えていくには、私たち大人の肯定的な声かけがポイントになります。
私たちはつい、「できない時にどうするか」「どう注意するか」と考えてしまいますが、重要なのは、できている時にどう声をかけておくか。
きちんと座って食卓で食べている時に「座って食べれてカッコ良いね!」「ちゃんと座れてお兄ちゃんだね」と肯定する。
黙ってママのお話を聞けた時に「しっかりママのお話を聞いてくれてありがとう。ママうれしいよ」と肯定する。
そうすることで、座っていられる時間やお話を聴ける時間が伸びていくのです。
ここでもう一つ、このご相談で伝えておきたい事があります。
じっとしていられないわくわくをたくさん持っている好奇心旺盛のお子さん。
この元気いっぱいの好奇心をぜひ宝物に小学校に上げていきましょう! この好奇心が小学生以降、勉強や学習に向かう姿勢の土台になります。自分から「見たい!」「触りたい!」「分かりたい!」を見つけることができれば、『やらされる勉強』ではなく、『この勉強は面白い!』を見つけることができるようになるのです。
今、ご家庭でできることは、食事などルールを守る場面では、できている時にできていることを肯定する。そして自由に遊べる時間には、子どもの「やってみよう!」を応援する。それが小学生以降のお子さんにつながっていきます! どうぞお楽しみに。。。
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