【5歳の子ども】子どもが時々おねしょをします。仕方がないと分かっていますがついイライラしてしまい自己嫌悪に。心の持ちようを教えてください。
2022.03.01
今回は5歳のお子さんを育てているママからのお悩みにお答えします。
【5歳児のママ】ときどきおねしょをします。生理現象で仕方がないと分かっていても、洗濯が大変で、ついついイラっとした言葉や態度になってしまい、自己嫌悪してしまいます。
心の持ち方や声掛けのポイントを教えてください。(西条 シーズ)
Answer
朝の忙しく慌ただしい時間での、おねしょの後始末。
ついついイライラしてキツイ言葉も出てしまう。。。そんな時ってありますよね。
今回のママさん、おねしょは「生理現象で仕方ないと分かっている」と書かれています。
きっと「どうにかしたい」と思われてネットなどで調べられたのだとお察しします。
頑張っていらっしゃいますね。
ママさんのおっしゃる通り、5才前後まで子どもたちのおしっこバケツ(膀胱)は、作られるおしっこより小さくて、たまに溢れて出してしまう(おもらしやおねしょ)ことがあります。
大人でも『緊張してトイレが近くなる』こんな経験ありませんか?
人は心配なことがあり不安になると筋肉が収縮します。これは膀胱も同じ。
ストレスがかかると膀胱も固くなり、膨らみにくくなるのです。
子どもたちのおねしょも同じ。
「何やってるの!」と怒られたり、「今日はおねしょしちゃダメよ」とプレッシャーを感じると、それがストレスになり『おしっこバケツ』がもっと小さくなってしまいます。
声掛けの大切なポイントは『安心感』
「夜おしっこ行きたくなったらママを起こしていいからね」「朝になったらおしっこいこうね」など優しく安心できるように伝えてあげましょう。
そして朝おねしょをしていなかった時には「今日のパンツはピカピカでママも助かった」と一緒に喜んであげましょう。
おねしょをした時、子どもが「ごめんなさい」と言って来た時には「ごめんなさい言えたね。一緒にお片付けようね」と伝えてあげましょう。
でもこの『安心感』よりもっと大切なのはママのストレスを極力減らすこと。
朝は少し余裕を持った時間に起きましょう。
また、おねしょシーツ、おねしょ用の防水ズボン、寝る時だけ大きな子ども用のオムツを履かせるなど、洗濯の負担をなるべく減らしましょう。
「おしっこバケツ早く大きくな~れ☆」と、気長に待つ。これがしつけの極意、心の持ち方です。気長に気長に。。。
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