【4歳と2歳】言うことを聞かない子どもに対する声掛けに悩んでいます。子どももまねするようになり自己嫌悪に陥ります。
2022.08.02
今回は4歳と2歳のお子さんを育てているママからのお悩みにお答えします。
【4歳と2歳の子ども】言うことを聞かない子どもに対して、「おもちゃを片付けないなら使えなくなるよ」など、交換条件のような言い方ばかりしてしまい、自己嫌悪に陥る毎日。それをまねして、上の子が下の子に対しても同じように言い始めてしまいました。子どもにどう伝えればいいのでしょうか。(西条 るんるん)
Answer
交換条件のような声掛け、ママも「あまり良くない言い方だなぁ」と感じていらっしゃったのかもしれませんね。
上のお子さんが下のお子さんに使っているのを見て、はっとされたのですね。自己嫌悪になるなんて、とても優しいママさんだなぁと感心しました。
この交換条件の言い方、実は至ってシンプルに言い換えることができます。
例えば相談内容にある内容はであれば「おもちゃを片付けよう。そしたら明日また一緒に遊べるね」と。
これまで「~しないと、~できないぞ!」と否定的な言い方でないと、上のお子さんに指示が通らないことが多かったのであれば、もしかしたら今は少し『子育ての悪循環(イライラしたり怒ることが多い)』に陥っているのかもしれません。
この悪循環を断ち切るために、今は少し肯定的な言い方を意識してみましょう。
特に上のお子さんが下のお子さんに優しい言葉をかけた時はすかさず「優しい言い方だね。ママも嬉しいよ」と笑顔で伝えてみましょう。
子どもはママが大好きで信頼しているので、ママをお手本にして言い方をまねっこします。
「お片付けが終わったらおいしいご飯が待ってるよ。一緒にご飯食べようね」
きっとママが大好きなお子さんなので、まねっこして「今お風呂入るならお姉ちゃん(お兄ちゃん)も一緒に入るよ」と言い始めます。
言葉のやり取りを楽しんでみて下さいね!
コドモト相談室は今回が最終回
土居和子さんからのエール
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