【教えて歯医者さん🦷】食べる時の姿勢
2022.06.24
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、にしはら歯科 西原泰先生に食べる時の姿勢について話をお聞きしました。
食べる時の良い姿勢とは❓
背筋が伸び骨盤が立っている姿勢です。背筋が伸びた良い姿勢だと体幹が安定し、口周りの筋肉や顎をリズミカルに動かしやすくなり、前歯で噛み切って奥歯でしっかり咀嚼するという理想的な口の動かし方がしやすくなります。
前傾姿勢では、口周りの筋肉が動かしにくく、舌がノドの奥の方に下がります。飲み込む時に顎が上がっていると、咽頭と気管が直線に近くなり、食べ物がストレートに気管に入りやすくなり、誤嚥や窒息のリスクも。食べる時に正しい姿勢をとるには、机やイスの高さに気を付けましょう。
机は肘の角度が90度くらいになる高さ、イスの高さは足の裏全体が床についてることが理想です。テレビはつけないようにしましょう。
正しい姿勢で食事をすると、よく噛めて安全に飲み込め、お子さんの食べる機能の成長が促されます。口の筋肉をしっかり動かすことで、顔面や顎の成長発達につながり、歯並びやお口ポカンの防止になります。何より食事を美味しく感じることができ、心が豊かになります😌。