【教えて歯医者さん🦷】歯ブラシの種類と選び方
2025.10.10
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、うえの歯科医院 上野彰子先生に歯ブラシの種類と選び方についてお答えしていただきました。
歯ブラシ選びは次のポイントを参考にしてみてはいかが。
①毛の硬さ
基本は「ふつう」か「やわらかめ」。子どもはまだエナメル質が薄いので、「やわらかめ」でエナメル質を守ると安心です。また、歯周病・歯茎が下がっている方には「かため」は歯茎を傷つけやすく、おすすめできません。
②毛先の形状
子どもは、安全性の高い毛先の丸いラウンド加工のものを選んで、仕上げ磨き用にもう1本用意できると安心です。好きな色やキャラクターで楽しく歯磨きができる工夫を。大人の歯周病予防には柔らかな極細毛も選択肢に加えてみて。先細毛・極細毛を。0.02㍉という細さで歯周ポケットや隙
間にスッと入りこめます。
③ヘッドの大きさ・交換目安
基本は「小さめ」。大きいと奥歯まで届きません。「奥歯にはヘッドの小さい高密度毛」などもおすすめです。毛先が開いた歯ブラシは、プラーク除去率が約30%も低下するといわれています。交換目安は1カ月に1回ですが、子どもはこれより早くても良いです。