【教えて歯医者さん🦷】顎関節症について
2022.06.30
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、往診歯科 おだ 山木戸隆子先生 に顎関節症について話をお聞きしました。
顎関節症とは❓
顎関節は、左右いっぺんに動く特殊な関節です。歯の存在や生活習慣に大きく影響されます。歯並びや噛みグセでどちらかの関節により大きな負担がかかっていることは簡単に想像できます。顎関節の刺激を緩和するクッションの役割の軟骨”関節円板”は、真ん中がくぼんだ形をしており、このくぼみの上を関節が滑ることで口の開け閉めや咀嚼運動をコントロールしています。顎関節症になった時、こりっと音がするのはこの”関節円板”の部位が関節からズレて動くからです。痛みがないことが多く癖で音をさせる方がいますが、正常な動きができなくなり、関節の骨が擦り切れ、骨の形が変わってしまうのでやめてください。歯ぎしりや食いしばりは枕や頭の位置を変えることで収まることがあるなど顎関節は色んな場面で影響を受けます。自分の癖や行動パターンに気づき、改善点を探ってみて下さい。顎関節症だけでなく膝や腰にも影響を与えているかもしれません。