【教えて歯医者さん🦷】マスクの習慣的着用の影響
2021.12.17
毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け😬。
今回は、にしはら歯科 西原泰先生に「マスクの習慣的着用の影響」について話をお聞きしました。
マスクシンドロームとは❓
マスク😷を日常的に着けるようになったことで、表情筋の衰えやうつ状態などの感情変化、食事中のむせなどの誤嚥の危険性。マスクをすることで気道抵抗が高まるために口呼吸になりやすく、口内炎や歯周病の悪化、アレルギー性疾患の増加にもつながっています。口呼吸による影響として、集中力の低下や喉の乾燥、咳などの症状が現れると考えられています。
対策するには❓
まずはこまめな水分補給やマスクの脱着を心掛け、顔の筋肉を使うことを意識しましょう。口を「い」と「う」の形に大きく動かす「あいうべ体操」などが効果的です。噛み応えのある食事を摂ることで噛む回数を増やし、ガムなどを噛んで集中力の改善やだ液分泌の増加が期待できます。マスクをしたままで出来る舌の運動😛をすることで、口腔周囲筋や舌咽部、だ液腺を鍛えることで、ムセや誤飲を防ぐこともできます。